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2007/07/06

ある経営者の葬儀で学んだこと

昨日、地元の有名企業の社長の葬儀に参列してきました。
参列者の数およそ2千人近く。

市長、商工会議所会頭、法人会会長からの弔辞もあり、それはそれは壮大な葬儀でした。

社長は、決して驕らず、誰に対しても同じ目線でお話しをされ、誰からも愛されていた方でした。

尾道青年会議所の理事長経験者でもあり、私が尊敬する経営者の中のおひとりでもありました。
(漢字は違いますが、私と同じ「アキフミ」さんですし、何か親近感のようなものを感じていました。)

この方は、毎年、入社式の社長メッセージでご自分の哲学と信条を伝えられていたそうです。

哲学としては、
「如来大悲の恩徳は身を粉にしても報ずべし」
「師主知識の恩徳は骨を砕きても謝すべし」
を掲げられていました。
これは浄土真宗の恩徳讃で、「人間は仏によって生かされている命であり、その仏の恩に感謝し、すべてを投げ打って報いなければならない」という意味です。

また、信条としては、
「水滴りて石をも穿つ」
という言葉を掲げられています。
これは「どんな些細なことでも積み重ねれば大きな事を成し遂げる」という意味です。

そして使命として「奉仕の心」を掲げられていました。

私はこういったことを葬儀の際に頂戴した資料で初めて知ったのですが、
「こういう哲学があるからこそ、会社もあれだけ発展されているんだ!」
と改めて感心した次第です。

まだ65才と志半ばで旅立たれた訳ですが、この社長の精神は会社にずっと引き継がれることだろうと思っています。

喪主としてご挨拶されたご長男のお言葉が心に響きました。

「学業半ばの身ではありますが、父の遺志を継ぐべく、会社に入ることにしました。・・・」

まだ大学生だったのですが、名門企業の跡取りとしての宿命をしっかりと受け止め、ご自分のなすべき事が何かをきっちりと認識されています。

一言一言、自分自身に言い聞かせるように、ゆっくりと、しかしハッキリとお話しされている様子に頭が下がる想いがしました。

振り返ってみて我が人生、どれだけ本気で生き抜く決意をしているのか?
どれだけ本気で経営に取り組んでいるのか?
もし、私が同じ年齢でこの世を去るとしたら残された人生は後22年・・・
この社長の足元にも及ばないのは当然としても、私なりの足跡を残すことは出来るのでしょうか・・・?

反省させられる部分も多くあり、考えさせられる部分はそれ以上に多く、良い勉強になった葬儀でした。

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