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2005/11/02

数字の見方

日本経済新聞のニュースによると、医療機関の経営実態調査(速報)で医療機関1施設当たりの1カ月の収支は個人経営の診療所(開業医)が228万円の黒字だったそうです。このため、来年度以降の診療報酬の引き下げ意見が強まりそうだと言うことです。

いくつかの診療所の関与をさせて頂いている側から意見を言わせて頂くと、どうもこの数字は地方の実態にそぐわない気がします。月に228万円ということは、年間2736万円の黒字(所得)ということになりますが、あくまでもこれは平均値に過ぎないでしょう。

地方の診療所の中には、その半分以下というところも決して少なくありません。平均値を出してその数字が一人歩きしてしまう恐ろしさを感じてしまいました。

皆さんの企業ではそのような怖さを感じたことはありませんか?

  • 1人あたりの平均売上
  • 1人あたりの粗利
  • 平均在庫日数
  • 売上債権回収日数
  • 等々

平均値でおおよその気配を掴むことは必要ですが、その裏にある実態を忘れないようにしなければ判断を誤ってしまいます。

パレートの法則でも言われているとおり、全商品の20%が80%の売上を作り、優秀な営業マン20%が80%の売上を稼いでおり、全顧客の20%が全体売上の80%を占めているという前提で物事を見た方が、より実態に即した分析ができるのです。

日経ニュースメールより

 ◆開業医の収支、月228万円黒字・一般病院は264万円

  厚生労働省は2日、医療機関の経営実態調査(速報)をまとめ、中央社会保険
 医療協議会(中医協)に報告した。医療機関1施設当たりの1カ月の収支は個人経
 営の診療所(開業医)が228万円の黒字、国公立を除く一般病院も264万円の黒字
 だった。今回の報告は公的保険から医療機関に支払う診療報酬の来年度改定の基
 礎資料で、診療報酬を引き下げるべきだとの意見が強まりそうだ。
  調査は今年6月時点の経営状況について6614の医療機関を対象に実施し、3659
 機関(55.3%)から回答を得た。ほぼ2年に1度の診療報酬改定に向けて実施した
 もので、今回の調査は来年4月の改定に影響を与える。

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